『ひとまねこざる』や『はなのすきなうし』をはじめ、数々の海外名作絵本を日本に届けてきた翻訳家・光吉夏弥(1904〜1989)。戦後の「岩波の子どもの本」シリーズを支え、日本の絵本文化の礎を築いたパイオニアです。彼はまた、日本のバレエ界を黎明期から支えた高名な舞踊評論家でもありました。
本書は、2026年5月22日(金)~30日(土)に東京古書会館・情報コーナーで開催された「光吉夏弥 戦後絵本の源流」展に合わせて刊行された資料集です。光吉を広く知らしめた翻訳絵本から、これまで光の当たらなかった知られざる仕事まで、元福音館書店の編集者・澤田精一氏が長年調査・収集してきた貴重な資料や著書の数々を一挙に紹介しています。