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埴谷雄高Yutaka Haniya

1909-1997 台湾
小説家、評論家。日大予科中退。本名、般若(はんにゃ)豊。日本大学予科在学中に共産党に入党。相次ぐ検挙,投獄ののち転向し、小説やアフォリズムを書きはじめる。 1945年「近代文学」創刊に参加、人類や宇宙の全存在を問う長編小説「死霊」の連載を開始。1976年「死霊 全5章」で日本文学大賞。1995年9章を発表したが、未完におわる。思想面でもスターリニズム批判をふくむ多様な論争を展開し、戦後世代に多大な影響を与えた。ほかに幻視のなかの政治」「影絵の世界」「闇のなかの黒い馬」など。

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