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**葛飾柴又・寅さん祭り**

こんにちは!

台風の影響でおかしな空模様ですね。
晴雨兼用の傘様様です。

昨日、葛飾柴又で開催された寅さんまつりに行ってきました!

かつまるガイドより

かつまるガイドより

寅さんまつりは、帝釈天での盆踊りがメインのお祭り。

以前、最終日に訪れた際、コンテストの真っ最中で踊れないというまさかの事態・・・!

今回も最終日に訪れる運びとなったので
同じ過ちを繰りかえさぬよう、コンテストに参加してみました!!

個人戦の曲目は
「東京音頭」「葛飾音頭」「寅さん音頭」の3曲。

馴染みの「東京音頭」は振りも簡単なので問題ないのですが
「葛飾音頭」と「寅さん音頭」は動きが多く、一週間の練習では振りを覚えるのがやっと。

なんとか覚え、いざ本番。

櫓を囲んで踊るというのは、本当に楽しいですよね。
夜があけるまで踊りつづけたいという気持ちになります。

そして、やはり振りが頭にあると面白さ倍増!
いつも以上に盆踊りが好きになりました。
ですので、来年に向けて何曲か覚えておくことをお勧めいたします。

そうそう、盆踊りは足から覚えると早く上達するそうです。
盆踊りのみならず、踊りは下半身、そして舞いは上半身が大切とのこと。

私は欲が出てきたので、来年は優秀賞を目指して頑張りたいと思います。

柴又帝釈天公式サイトより

柴又帝釈天公式サイトより

帝釈天は、こじんまりしたお寺かと思っていたら、意外と奥に広くて驚きました。
晴れた日に、帝釈天を参拝してから、街をおさんぽするのも楽しそうです。

それではごきげんよう **

**ぽち袋からしゃれ紋を学ぶ**

こんにちは。

只今ボヘミアンズ・ギルドに、とても可愛らしい本がございますのでご紹介を♪

❁新雛形ぽち袋 しゃれ紋・歌舞伎・変わり折り❁

こちらの本、可愛いだけじゃないんです♡
紋の種類や由来について、とても分かりやすく説明されている優れた一冊。

今日は、その中で私が惹かれた粋なしゃれ紋をいくつかご紹介いたします。


まずは・・・
❁裏紋❁
一見すると普通のお花の紋に見えますが、よく見ると中心がガク!
「裏側」にもう一つの美しさを見出す。
なんとも日本人らしい発想から生まれたしゃれ紋です。

❁かくれ紋❁
円の中からちらっと顔をのぞかせているのは撫子の紋。
解説には「
奥ゆかしいのぞき紋にふさわしいモチーフ」と書かれております。
まさに大和撫子✧

❁瓢箪❁
しばしば見かける瓢箪模様。
豊臣秀吉も馬印にしていました。

その意味は・・・
「六つの瓢」→「むびょう」→「無病」とかけた縁起担ぎでした(秀吉は千ですが)。

日本の模様にはこういった縁起を担いだものが多いですよね。
気になる模様、調べてみたら素敵な意味があるかも✧

そして最後に、待ち遠しい季節・春のぽち袋を❀

桜の花びらを、蝶の羽に見立てた飛蝶桜です。
なんて軽やかで可憐なんでしょう!

何とも、しゃれ紋の名に相応しい見立てですね。

みなさまも、ぽち袋からしゃれ紋を学んでみては如何でしょうか♪

**斎藤清のクリスマスカード**

こんにちは♪

もうすぐクリスマスですね。
ツリーやリース、ライトアップ☆クリスマスの装飾はキレイだけど、
ちょっと飽きてしまったなあ~という方に朗報です!

ボヘミアンズ・ギルドには、そんなあなたにぴったりのカードがございます。

*7*

「クリスマスカード」という名目ながら、西洋も気配を微塵も感じないポストカード。
安定した斎藤清の世界観。

しかし、「クリスマスカード」と思って見てみると・・・・・・
雪道を歩く人はみんなサンタに、赤い鞍をつけた牛はトナカイに、そして三重の塔をクリスマスツリーに見えてくるから不思議です。

想像力が広がる、上級者向けのクリスマスアイテムです。

ポストカードの他にも、画額と扇がございます。

こちらは故郷の会津を描いた作品。連作「会津の冬」です。

会津で生まれ、北海道で育った斎藤清。
彼の描くぽてっとしたかわいい雪は、ふるさとへの愛情を感じます。

こちらは天女が舞い飛ぶ扇。
来年の夏に向けて風を送ってください☆


その他、

年末の大掃除中の方はこちらへどうぞ♪

滝口修造作品入荷しました。デカルコマニー

こんにちは、スズキです。
滝口修造の画額が数点入荷しました。ご紹介します。

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日本のシュルレアリスム運動において、理論的、精神的支柱として多くの
芸術家を支援し続けた滝口修造。

美術評論家また詩人として活躍する一方で芸術家として自らの作品も残しています。

その中でも代表作として名高いのが『デカルコマニー』フランス語で「転写法・転写方式・転写画」を意味するこの作品は、製作者または見る者の無意識を表層化しています。自動筆記やデペイズマン、夢への関心など、精神科医フロイトの強い影響下にあったことなど、人々の無意識の創造性を強く信じたシュルレアリスムの精神が確かに感じられるものでシュルレアリストとして滝口修造を再度提示した作品群です。

絵具の上からガラスまたは紙を押し付け、はがすと偶然に生まれる形態を作品にしています。ロールシャッハテストの技法にも似た制作方法で心理状態や精神の流れを表す鏡のような不思議な作品です。

デカルコマニー自体は芸術家オスカー・ドミンゲスによる発明で、その後ハンス・ベルメールなども卓越した作品を残しています。ベルメールのデカルコマニーは色彩鮮やかでインパクトがある一方、滝口修造の作品は静謐で長い時間をかけた水の流れのような、また土の重なりのようなイメージを湛えたものになっています。
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瀧口修造画額「デカルコマニーⅢ-08」
瀧口修造画額「デカルコマニーⅢ-08」
Shuzo Takiguchi
デカルコマニー 紙 10×13.5 額36×44
「瀧口修造展Ⅲ(ときのわすれもの)」図録掲載予定

瀧口修造画額「デカルコマニーⅢ-03」
瀧口修造画額「デカルコマニーⅢ-03」
Shuzo Takiguchi
デカルコマニー 紙 13.5×10 額44×36
「瀧口修造展Ⅲ(ときのわすれもの)」図録掲載予定

瀧口修造画額「デカルコマニーⅢ-01」
瀧口修造画額「デカルコマニーⅢ-01」
Shuzo Takiguchi
デカルコマニー 紙 13.5×10 額44×36
「瀧口修造展Ⅲ(ときのわすれもの)」図録掲載予定

瀧口修造画額 Shuzo Takiguchi
瀧口修造画額
Shuzo Takiguchi
1962年/バーント・ドローイング 墨 紙 サイン 献呈識語 39×27 額78.5×61.5
「献 楽園先生 毛詩曰 詩者志之所之也在心為志 発言為詩 嗚呼 我発示言 水火混沌如斯矣」

ボヘミアンズ・ギルドでは画集、写真集のほかにも様々なジャンルの書籍買取をしています。お売りいただけるものがございましたら是非ご連絡ください。☞くわしくはこちらから

千住博の版画額が入荷しました。「ウォーターフォール・オン・プリント#16」

こんにちは、鈴木です。
千住博の版画額が入荷したので、ご紹介します。

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現代芸術の中で日本画という独自の存在を、その技法や感覚で世界に認知させた千住博。
代表作の「The Fall」では、詫びと寂びという日本独自の美感のなかで圧倒的な自然のエネルギーを表現し、人々を驚かせました。
この作品で千住は「滝の芸術家」として名を馳せます。
大量の水が打ち付けられ、霧が立つ様は荘厳で緊張感を持ち、日本人の自然に対して敬畏する精神を見事に明示しました。
蛍光塗料などを使用するなど、それまでの伝統を逸脱した制作方法で、日本画の革新者として活躍する芸術家です。

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千住博版画額「ウォーターフォール・オン・プリント#16」
千住博版画額「ウォーターフォール・オン・プリント#16」
Hiroshi Senju
フォトエッチング 限30 サイン 47.5×67.5 額74×82

千住博個展 SENJU
千住博個展 SENJU
1995年/台北市立美術館

千住博画集 水の音
千住博画集 水の音
千住博
2002年/小学館 カバー 二重函

現在、ボヘミアンズ・ギルドには版画額のほかに図録や画集などがございます。
直接ご覧になりたいかたは是非ご来店下さい。

ボヘミアンズ・ギルドでは、様々なジャンルの書籍、また版画や絵画などの美術作品などの買取をしています。お売りいただけるものがございましたら是非ご連絡ください。☞くわしくはこちらから

**稲生物怪 八百八狸**

こんにちは!

まだ怪談話にふさわしい夏ではありませんが
今日はちょっとおもしろいバケモノ話をご紹介します。

先日入荷した「稲生モノノケ大全 陰之巻」のなかから、タヌキのお話しを。

杉浦茂の漫画「八百八狸」です。

「八百八狸」とは
日本三大狸話の一つ『松山騒動八百八狸物語』のこと。
江戸末期、講談師によって作られたお話です。

狸の総帥・隠神刑部狸またの名を八百八狸。
その八百八狸を久万山の洞窟に閉じ込めてしまったのが、稲生物怪録の主役・稲生平太郎なのです!

という繋がりから、「稲生モノノケ大全」にこのお話が掲載されていたのですね。

狸の神通力を封じ込めた方法は諸説あるのですが、稲生物怪録の最後に妖怪の頭領・山本五郎左衛門から授かった木槌を使ったという説も有ります。

こちらは八百八狸が掲載されている単行本の表紙。

こちらは八百八狸が掲載されている単行本の表紙。

享保の折り、松山藩では「刑部」という称号まで授かった “タヌキ”がお城を守っていました。
お家乗っ取りを計る城代家老の奥平久兵衛は、邪魔な狸を退治するため策を練ります。
まずは、山犬に育てられた後藤小源太に狸退治を頼んだのですが、やはり動物同士なのか、あっさり和睦してしまいます。

そのとき「小源太が狸に危害を加えない替わりに、小源太が窮地の時は狸が助ける」という約束を交わします。

家老・久兵衛はそれを悪用することを重いつき、小源太を中老に取りたてました。

小源太との盟約のために悪事の一端を担がされた狸は、理不尽な状況に陥り、濡れ衣を着せられ、名誉を奪われてしまいました。

そのとき松山に、モノノケにめっぽう強いと評判の稲生平太郎がたまたま滞在。

疑心案儀に陥った狸が策を弄したがために、平太郎の怒りを買い、退治されるはめになってしまいました。

あまりにも理不尽なこの有り様……現代の不条理にも通じるところがあるのではないでしょうか。

唯一の救いは、過去の長年の功績に免じて祠を建てられたこと。

なんと可哀想な隠神刑部狸!!
こんなひどい仕打ちを受けたのに、狸は恨んだりしないんですよ、なんていいやつでしょう。

同じ祠を建てるとしても、狐の場合だったら、祟りを恐れて、といったところでしょう。


今週末、「分福茶釜」のお寺のある館林に行くので、次回は「分福茶釜」のことを書けたらと思っております。

なんだか、 タヌキの虜になってしまいそうです。早く證城寺にも行かねばです。


夏目書房&ボヘミアンズ・ギルドでは、様々な書籍の買取をしております。
お売りいただけるものがございましたら、是非ご連絡下さい!

タヌキ関連書籍、大歓迎です♪

もの派 榎倉康二の図録が入荷しました。

こんにちは。
今回は1995年に夭折した「もの派」の芸術家、榎倉康二をご紹介します。


紙、布、フェルトなどに廃油を浸みこませた作品や実際のギャラリーの壁、床などをキャンバスにする作品などを制作していました。

そこにはもの派ならではの自然的な特徴と榎倉の独自の緊張感が共存していました。

Intervention_No._1,_1987

日本的な侘び寂びの中に硬質と鋭さをもつ榎倉の作品は、彼が亡き現在も、ますます人気と注目が高まっています。


52歳で逝去するまで、インスタレーションや写真などの作品を制作していますが、現存する作品は少なく、実際見れる機会はあまり多くありません。

そこで、図録や作品集などで見たいものですが、これもまたあまりお店に入ってくるものではないので、探している人も多いのではないでしょうか。実際、最近入ってきた榎倉関連の図録がもうすでに数冊売れてしまっています。しかし、まだ残っているものがあるのでぜひ、確認してみて下さい。

榎倉康二遺作展 1964-1995
榎倉康二遺作展 1964-1995
1996年/東京芸術大学美術学部/東京芸術大学美術資料館

レクイエム 榎倉康二と33人の作家
レクイエム 榎倉康二と33人の作家
1996年/斎藤記念川口現代美術館

空白の 粒子の中へ 兆みる。
空白の 粒子の中へ 兆みる。
榎倉康二/高山登/中西夏之
1983年/ギャラリー21

ボヘミアンズ・ギルド2Fには榎倉康二の版画が一点ございます。「干渉」と題されたシンプルな作品ですが白い下地にぽっかり浮かぶようにと浸みこんだ青色が深淵な空間を演出している作品です。

直接ご覧になりたい方はぜひご来店下さい。

榎倉康二版画「Intervention(干渉)」
榎倉康二版画「Intervention(干渉)」
Koji Enokura
1986年/シルクスクリーン 麻紙 限50 サイン 22×8 S:34×34
「Look1」(北辰画廊)より

ボヘミアンズ・ギルドでは様々なジャンルの本を買取しています。美術書は勿論、哲学、社会学、映画、音楽等々、お持ちになられている素敵な本をぜひお売り下さい♪
詳しくはこちらまで☞★★★

終了しました!根津美術館 「誰が袖図―描かれた着物」展

誰が袖図展チラシ

「これは誰の袖なのか」。そんな風変わりな名で呼ばれる絵があります。衣桁や屏風にたくさんの衣裳を掛け並べた様子を描く「誰が袖図」です。「誰が袖図」 には、秘められた室内空間を覗き見て、そこに掛けられた美しい衣裳を愛で、薫きしめられた香りをイメージし、ひいてはそれを着る人の面影をしのぶ、そんな 多層的な趣向が備わっています。(展覧会チラシより)

新宿駅で展示されていたポスターにひかれて、行ってまいりました。
ブログを書いている途中に展覧会が終了してしまい、申し訳ありませんがご報告ということでお許しください。。。

チラシの図を見ていただけますでしょうか。
作品自体が屏風であるのに、入れ子のように実物大の部屋の様子が描かれており、
その中には人は描かれていません。
それにも関わらず持ち主の気配は濃厚に感じられます。

主役は持ち主不在のまま描かれた「衣類とそれが置かれた空間」のようです。
なんだかシュールなんです。
すごく不思議な味わいで、粋で先鋭的な現代美術に通ずる感覚だと思います。
これこそ外国の人に紹介したいジャパン・クールです。
*

蛇足ですが、着物の模様の描かれ方には二通りあるとおもうのです。
ひとつは実際に見えるようにシワなどに合わせて絵柄を変形させているもの。
もうひとつは実際を無視して絵柄の紙を布のかたちに切り取って貼付けたようなもの。

今回展示されていたものはどちらとも言えず、自然に見えるギリギリのラインで模様がしっかり描かれていて好感が持てました。

この「誰が袖(たがそで)図」3点は根津美術館のコレクションのようですので
また見るチャンスはあると思います。

興味を持たれた方は覚えておいてください。

*

根津美術館に初めて行ったのですが、この季節は庭園の紅葉が素晴らしいようです。
私が訪れた日はかなりの寒さと強風でしたので、大事をとって庭を鑑賞するのはあきらめました。冷え性でない方はどうぞ。

また根津・三井記念・五島美術館の入館券を集めると、次の展覧会が1回無料となる「秋の三館-美をめぐる」というキャンペーンが行われていたようです。
残念ですが、冬のキャンペーンをお待ちください。

コレクション展 誰が袖図 描かれたきもの

2014年11月13日(木)~12月23日(火・祝) ※終了しています

休館日 月曜日
開館時間 午前10時‐午後5時(入館は午後4時30分まで)
入場料 一般1000円、学生[高校生以上]800円
*中学生以下は無料
会場 根津美術館 展示室1

**熊谷守一美術館**

先日、池袋にある熊谷守一美術館に行ってまいりました。

色彩感覚も去ることながら、極端に簡略化された線で描き出されるフォルムにはいつもほれぼれしてしまいます✧✧

美術館は、守一が45年間住んでいた場所に建てられたものです。
そこは、暖かみのあるこじんまりとした居心地のよい空間でした。

熊谷守一といえば猫ですよね。
気持ち良さそうに眠っている猫。
見ていると気持ちがほんわかしてきます。

守一はこんなことを言っています。

「ネコにくらべてイヌは 人間の言うことに気をつかうので それほど好きではありません」

そういえば、犬を描いた絵を見たことがないです。

蛇足ながら、「人間の言うことに気をつかう」と守一は言っていますが、犬は愛情をもって接すれば答えてくれるので
生涯の友になってくれる、とも言えます。

それなのに、守一のみならず、絵描きは犬よりも猫を好む傾向がありますよね。
自由で我が道を行く、というところが芸術家たちのあこがれるところなのかもしれません。

守一の“書”もまた、味があっていいですよね。
かわいいのに力づよいその字は、なぜか心を穏やかにしてくれます。

仙人画家と呼ばれた熊谷守一。
夏目書房、ボヘミアンズ・ギルドにも書籍多数ございます。

風貌からして仙人!

風貌からして仙人!

美術館を設立した次女の熊谷榧さんの作品もございます。
お父さまを思わせる筆遣い!


夏目書房&ボヘミアンズ・ギルドでは、様々な書籍の買取をしております。
お売りいただけるものがございましたら、是非ご連絡下さい♪

**魅惑のニッポン木版画** ~月岡芳年・歌川国芳~

横浜美術館で25日まで開催されていた「魅惑のニッポン木版画」に行ってきました!
浮世絵から現代まで、さまざまな種類の木版画が展示されていて、かなり見応えありました。

なかでも興味深かったのが、浮世絵ゾーンに展示されていた月岡芳年の『風俗三十二相』と歌川国芳の『ほふづきづくし』。

芳年の『風俗三十二相』は以下の4点展示されていました。

すずしさう

かわゆらしさう

かわゆらしさう

めがさめさう

タイトルのつけ方が洒落てますよねー
『風俗三十二相』とかけた“~さう”はもちろん、
歯磨きをしながら朝顔を見る図を「めがさめさう」とは、なんとも◎

けむさう

特に気になったのはこちらの「けむさう」。

眉をひそめて団扇で顔を覆う女性。
すごくいい表情です。本当にけむそうに見えますよね!
また、この煙の描き方が珍しいなあと思いました。

浮世絵では大抵、もくもくしたものか曲線で縁取りを描くかのどちらかではないでしょうか。
こんな風に曲線を織り交ぜて描くなんて、イラストの様で面白いですよね!

もくもく系

もくもく系

フチだけ系

フチだけ系

そしてもう一つは、こちらの『ほふづきづくし』です!

夕立

きゃーかわゆい!!
手で覆う子、他のほうづきのぬけがら?を使う子、這いつくばる子、、、そして余裕に傘をかぶる子。
なんだか国芳らしくないヘタウマな感じがします。
這いつくばる子なんてとくにバランスがおかしいですよね。
そこがまた笑いを誘います。

このシリーズ、全部で9点見つかっているそうです。
是非とも全部見てみたいですね♪

ミュージアムショップにはなんと、ほうづき柄ののど飴が!

夏目書房では、芳年・国芳はもちろん、様々なジャンルの書籍・版画等を買取しております。

お売りいただけるものがございましたら、御連絡下さい。

買取の詳細はこちらから。

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