2010 6月| 夏目書房ブログ 古書古本美術品 販売 買取 神保町 池袋 草間彌生、奈良美智、具体、ウォーホルなどの作品高価買取中

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ホンマタカシさんとの「カタリココ」を終えて、そして写真集のこと

「4代目 古本屋修行日記」でもお知らせした通り、
先週の木曜日にホンマタカシさんをお呼びしての「カタリココ」が
盛況のうちに終了しました。満員のお客様で大満足でした。

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当日は午前中より国分寺への仕入れや神田古書会館で開催された
古書即売展「ぐろりや会」の本のならべやら、翌日の現在会長をしている
業者古書交換会「明治古典会」の有名文学評論家一口の仕分けなどで
朝からテンテコマイでしたが、なんとか全て無事にきりぬけました。

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ホンマさんの話は、大学在学中に「ライト・パブリシティー」に就職した話や
デジタル・カメラを使わず、いまだフィルムと印画紙を使用していること、
そして自分が生きているうちは多分このままやっていくことなど、
同世代の人間としてはなんとなくうれしかったです。
考えてみれば随分と文明に侵されている自分がそこにいるのだけれども、
楽なほうへいってしまった自分はなかなか戻せないです。

植田正治「軌道回帰」

少し写真集の動向について書きます。
1年程前まで古書市場は異常なほどの写真集ブームでした。
アメリカやヨーロッパが日本のデザインや写真を再評価したためですが、
その価格たるや、10年前にはほとんど値が付かなかった写真集が数万円、
いや数十万円になるというような状態でした。
しかし、どこでもおなじなのですが、あの「リーマン・ショック」がやってきました。
大体のものは暴落しました。業者の間では「狂気の写真ブーム」は終わったと囁かれました。
しかし確かにその価格は下がりましたが、10年前の評価価格に比べれば、
まだ数倍、数十倍のような気がします。そしてその評価も安定に入った気がします。
「狂気の写真ブーム」が「正当な写真ブーム」になって常識的になったのかもしれません。

深瀬昌久「鴉」

最近、かなり面白くて珍しい写真集を売りに来ていただく機会が増えてきました。
そんな時、お客様にこんな説明をすると、皆さん理解していただけます。
先週も植田正治の私家版写真集「軌道回帰」や深瀬昌久写真集「鴉」
ルネ・マグリッドのオリジナル・プリントが14枚入った写真集など
なかなか見れない写真集をお客様から譲っていただきました。
こんな時には古本屋の楽しさを実感します。
4代目にも「現物をよく見ておけ!」と言っておきました。

もしお手元にそんなものがあれば是非ご連絡ください。
http://www.natsume-books.com/kaitori.php

美術評論家・森口多里氏の旧蔵品

先週の土曜日と今週の月曜日の2回、
著名な美術評論家・森口多里氏の旧蔵品を多数譲っていただきました。

さすが森口多里さんという作品が何点もありました。
本当はウチで売りたいのですが、
来週6月25日の古書交換会「明治古典会」に全品出品する予定です。
一部の画像をアップしておきます。

興味のある方は「ボヘミアンズ・ギルド」までご連絡ください。
natsume@natsume-books.com

こんな出会いを楽しみにしています。
みなさんの蔵書で、再び書物文化に光をあててください。
御不用の書籍がございましたら、
是非ご相談ください。詳しくはこちらへ
http://www.natsume-books.com/kaitori.php

棟方志功・高村光太郎・岡本唐貴・会津八一・柳田国男などの葉書が約250枚

森口多里宛 葉書

長谷川潔銅版画額  森口多里宛献呈 サイン入   棟方志功木版画額 棟方巴里爾シール       長谷川潔版画額 u mon ami t

棟方志功版画額「かじかの柵」

長谷川潾二郎展に行ってまいりました。

 

《窓とかまきり》 1930年

《窓とかまきり》 1930年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに終了してしまった長谷川潾二郎展のお話です。

片道2時間、平塚市美術館。(韻踏んでます)
遠~い。フロムNAKANO。 

実物を観るのは初めてで、
お天気は潾二郎鑑賞にふさわしい薄曇りです。

 

感想は…

作家の面白エピソードをご存知の方も多いかと思いますが、
期待にもれず
画面の切取り方や構図の取り方、
全体のバランス感覚が独特に変(失礼)なんですよね。   
        

「静謐・孤高」なんて言われちゃってますけど…

なんだかものすごくユーモラスなんです。
そこが最高です。

 

愚直なまでの筆遣いがたまりません。
抱きしめながら家に持って帰って、こっそり飾りたいという感じ。

 

有名な猫の絵ですが、
納得いくまで観察しないと描かないという制作スタイルのためか、
2点しかありませんでした。

猫、動くもんね。

 

他の動物の絵も観たかったなあ。

 

 

『現実とは精巧に造られた夢である。』〈潾二郎の言葉〉

 

おわり(神谷)

明治古典会七夕古書大入札会2010

三島由紀夫書簡・写真

どんより天気で今日も店は閑してます。
毎日、「なんかイイことないかなぁ」ばかりの日々です。
そんな閑にまかせて、神田の古書市会「明治古典会」についてちょっとだけ。

私は現在、神田神保町の東京古書組合の
専門書市会「明治古典会」の会長をやっています。

「明治古典会」という会は、
初版本、自筆物、版画、錦絵、美術作品、
和本、地図などコレクターズ・アイテムや
歴史、デザイン、美術などの近代資料を主に扱う古書業者の交換会です。
毎週金曜日に開催され全国の古書業者が集います。

その「明治古典会」が毎年行う、一般のお客様が参加できる
「明治古典会七夕古書大入札会2010」が今年も7月に開催されます。

これまでにも芥川龍之介「鼻」草稿、樋口一葉草稿、五箇条の御誓文、
坂本竜馬書簡などがTV,新聞、雑誌に掲載され話題を呼びました。
昨年も「正岡子規句稿」「三島由紀夫未発表書簡・写真」(画像)が
様々なメディアに取り上げられました。

先週で今年の目録の編集が終わりましたので、今月末には出来上がります。
全国の古書店・お客様より2200点もの出品をいただきました。
この時だけしか見ることのできない作品も多数ありますので
、会場の神田・東京古書会館にいらしていただき、
生の文化を手にとって感じてください。

「明治古典会七夕古書大入札会2010」の詳しい詳細についてはこちらへ
(まだ2010年版のアップが終わっていませんので2009年版)
http://www.meijikotenkai.com/2009/index.php

それからお願いです。
みなさんの蔵書で、再び書物文化に光をあててください。
御不用の書籍がございましたら、
是非ご相談ください。詳しくはこちらへ
http://www.natsume-books.com/kaitori.php

出口なしの愛。クワッ

Slogan ポスターセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキン主演の「Slogan」ポスターです。

画像は小さい版のものですが
当店の在庫はなんと115×175㎝の超BIGサイズ、
いわゆるメトロサイズ(仏の地下鉄用)となっております。

めちゃくちゃモダンなデザインの上に、
なんと二人が出会い結婚へと至るきっかけとなった作品です!!

カッコイイィィィ~~~~!!!

部屋の壁にこれが飾ってあったら、
モテること請け合いデス(楽観的推測)!!
ワイルド気取って雑に画鋲で留めましょう。

お値段は¥31,500デス

みなさまのお問い合わせお待ちしておりまーす。(神谷)

新入荷の美術画集・カタログ

今日はいい天気で過ごしやすいですね。こんな天気が続くと気持ち的にもアップしてきます。
先週の土曜日に、以前「瀧口修造全集」や安斎重男オリジナル・プリント額「イサムノグチ像」などを売っていただいていたお客様の家に美術書の買取に行ってきました。電話では100冊程度とのことでしたが、実際には300冊ほどの画集・カタログ・単行本がありました。その方は全国に出張があったとのことで、全国様々な美術館に行かれて展覧会をご覧になったそうです。内容的にもひじょうに質が高く、センスの良い選択に驚きました。蔵書を見るとその方がどういうふうに本や美術と接してこられたのかを想像してしまいます。すてきな蔵書群を見ると、こちらもなんとなく嬉しい気持ちになってきます。神保町支店「ボヘミアンズ・ギルド」店頭でもご覧になれますが、大体の書籍を入力しましたので、ホームぺージに「新入荷一口 美術画集・カタログ他」として掲載しました。
是非こちらをクリックしてご覧ください。
http://www.natsume-books.com/list.php?tokusen=465_16

みなさんの蔵書で、再び書物文化に光をあててください。
御不用の書籍がございましたら、是非ご相談ください。詳しくはこちらへ
http://www.natsume-books.com/kaitori.php

いい出会いを心よりお待ちしています。

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