2010 7月| 夏目書房ブログ 古書古本美術品 販売 買取 神保町 池袋 草間彌生、奈良美智、具体、ウォーホルなどの作品高価買取中

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マン・レイ展

前回に引き続き展覧会レヴューです。
新国立美術館で開催されている「マン・レイ展」です。
マン・レイ展表紙

平日の会館時間直後の朝10時過ぎに行ったのですが、
同美術館で同時開催されている「オルセー美術館」が20分程度の入場制限
されているのに、「マン・レイ展」はガラガラで、なんとなく不快感を覚えました。
「だから日本人はイヤだよ」なんて言ったってしょうがないし、
すいててヨカッタと思えばいいんでしょう。

展覧会に行って初めてわかることって結構あります。
皆さんはこんなこと知っているかもしれませんが、
マン・レイが写真家になりたかったわけじゃなく、
生涯画家になりたかったなんて全然知りませんでした。
以外にも最初は生活のためや、自分の描いた作品や他の人の絵を
記録する手段として写真を撮っていたということです。

常に写真と並行して制作した立体や平面の作品・版画などが多数展示されていました。
写真の技法的にも現像時に過度の光が当たることで偶然に発見された「ソラリゼーション」や
印画紙の上に直接物体を置く手法「レイヨグラフ」の作品、
マン・レイと共にすごしたモンパルナスの女王・キキをモデルにしたソラリゼーション作品の代表作「白と黒」、
モノクロのイメージであるマン・レイが、晩年に撮っていた実際の色にできるだけ
近づけるための色彩定着技法によるカラー・ポジフィルム、
マン・レイが発行した本「容易」「大人のアルファベット」などひじょうに多彩で面白い展覧会でした。
マン・レイ 大人のアルファベット マン・レイ 容易

こんな作品があれば是非お譲りください。
買取はこちらまで

ガイド・レシーバーを付けて会場を回ったのですが、2時間たらずでマン・レイの一生を
垣間見たような感じで、ひじょうに勉強になりましたし、興味深いものでした。
結構、マン・レイのオリジナル版画や写真集、関連書籍などを扱っていますが、
このぐらい知ることは最低限なんだろうと思い知らされ、反省しなくては。
まあ、日常こんなことばかりですが、たくさんの作品を見ていく努力は続けていくつもりです。

(夏目滋)

有元利夫展 天空の音楽

神保町で開催されている「ワンピース・カーニバル」はいまひとつの盛り上がりです。
「ワンピース」ファンの人達って「ワンピース」以外には興味ないみたいです。

その上、この暑さ!外に出るだけでもつらいのに土・日・月の3連休の間、
すずらん通りの特設テントで本や漫画や映画のDVDなんかを売りましたが、
期待はずれ。そりゃーこの暑さの中、外で本は買わないですよ。

ちょうど仕事のほうも一段落して暇になったし、
神谷女史が遠い遠い広島まで都築響一さんの展覧会を見に行ったので、
私は都内で開催の展覧会2つに行ってきました。
昨日「有元利夫展」そして今日「マン・レイ展」。
新国立美術館では「マン・レイ展」以外にも「オルセー美術館展」をやっていましたが、
朝10時過ぎだというのにご高齢のおばさま・おじさまたちで20分程の入場制限になっていたのと、
それほど見たい展覧会(そんなことを言っていてはいけないし、
なんでも見てみた方が良いに決まっているのですが)でもなかったので
今回は「マン・レイ展」のみにしました。

昨日は庭園美術館の「有元利夫展 天空の音楽」。
もともと有元利夫の大ファンなどで、展覧会をやる時は大体行っているのですが、
庭園美術館と有元利夫って、すごく合っていると感じました。
そんなにこんでいなかったのでゆっくりと見れました。
安井賞をとった「花降る日」や芸大買上の卒業制作などもよかったですが、
特に「光る箱」や「見えない出来事」の光の線がなんとも好きです。
せっかくの雰囲気なので有元利夫らしくバックで
バロック音楽が微妙に流れていればもっと入り込めたような気がします。
図録に挿入されている有元利夫の文章もとても良いです。
新潮社から出ている有元利夫「もうひとつの空 日記と素描」を読んだ時には
好きな芸術を夢中で追いかける姿に感動しました。
それと弥生画廊(小川美術館)のコレクションはやっぱり凄いです。

仕事的に言えば、有元利夫の版画を全部集めて展示してみたいです。
今でも当店に何点かはオリジナル版画、ポスター、書籍は在庫しています。
前には個人的に肉筆のデッサンを持っていて部屋にかざっていたのですが、
3年程前に売ってしまいました。バブル時代に買ったものだったので、
15×10cm程度で淡彩のものでしたが、250万円程でしたが、
売った時は150万程度になってしまいました。
でも他の作家と比べればいい値段だったと思っています。
やっぱり持ってればよかったかな。

とにかく皆さんも有元利夫を見に庭園美術館へGo!
あんまり長いブログだと読んでもらえないので、「マン・レイ展」については次回じっくりと。

有元利夫展 有元利夫 光る箱

「HEAVEN」in広島

敬愛する都築響一さんの仕事が一望できる

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 『HEAVEN都築響一と巡る社会の窓から見たニッポン』(7月19日終了)

を広島まで観に行ってきました!! もちろん自費!(泣
終了前日すべり込みでやんす!

カオスなことになっているのを想像していましたが、
(写真の実物が展示されていると思い込んでました)
全体にすっきり展示されていて読むとこが多いです!

 

全部がとっても面白いのですが、
(詳しくは上記のリンクでどうぞ)
すでに単行本化されているものが殆どの中
初めてみた
伝説のホームレス「広島太郎」さんの写真が
ものすごくカッコイかったです。
アヴァンギャルドです。

20100524_tuzuki_v

 

 

 

太郎さんの猫も(↑)、ものすごいキメ顔でこちらを睨んでます。
ギャングスタです。

 

都築さんのお仕事は『腑に落ちる』というか、
とてもバランス感覚に優れてるとおもいます。
面白くて、カッコ良くて、ちょっと滑稽で、でもって愛がある。
全然うまく説明できませんが分かって下さい!

 

 

最後におみやげ売り場に売っていた写真集を1冊紹介します。
その名も『けもじ写真集』(たぶん世界初)!!

けもじとは→毛文字、長~い髪で象った文字です。
(伊藤潤二の「うずまき」みたいです。)

けもじ写真集(青空亭)

 

 

 

 

 

 

お勧めです! 面白いっす。

 

おわり(神谷)

なんだかわからないけど!ワンピース・カーニバル開催

7月17日(土)~8月1日(日)まで「ジャンプ」の漫画「ワンピース」カーニバルが神保町で開催されます。
ホームページはこちらからワンピース・ポスター

その中心が「ボヘミアンズ・ギルド」のある「すずらん通」になります。
様々な「ワンピース」のグッズや写真などが展示・販売されるようです。
当店の店頭にもオリジナルのパネルが展示されます。

あまり当店には関係ないし、子供が小さい頃に映画に連れて行かされた程度にしか知らないのですが、
「ボヘミアンズ・ギルド」の前で割とおおきなテント1台分のスペースで出店することになりました。
当日には、超お買得な商品(ワンピース・グッズはないのですが)を並べる予定です。ワンピース用テント

また、期間中にはご来店での購入に限り(ネットや目録注文は除外です)、
店内全点(もちろん2階の特選品も)1割引で大放出します
1000円のものが900円、2000円のものが1800円で買えてしまうのですが、
ナント10万円のものが9万円、50万円のものが45万円で買えてしまいます。
入荷したばかりの商品などもたくさんあります。

この期間中のみの特別セールですので、この機会に是非ともご来店ください。

真夏のこんなときですが、御不用の書籍などがありましたらご連絡ください。
買取専用サイトはこちらから

明治古典会七夕古書大入札会 終了

毎年恒例の一大行事、「明治古典会七夕古書入札会」が無事に終了しました。
明治古典会とは、主に近代の文学書、自筆物、美術作品、文化資料などを扱う、
東京古書組合が主催する専門市会(交換会)です。
昨年度は私が会長を務めましたが、今年度も引き続き、会長をやらせていただくことになりました。

通常は毎週金曜日に古書業者のみで開催され、様々な珍しい古書や美術品が出品されています。
その明治古典会が年に一度だけ、お客様に下見をしていただいて、
気に入った作品を業者が代理入札するシステムの一般入札会が「明治古典会七夕古書入札会」です。

今年も日本全国の古書店から2300点の作品が出品されました。
7月2,3日の下見には、たくさんのお客様にいらしていただき、大盛況でした。

当店もかなりの点数の作品を出品し、お客様に落札していただきました。
また多くの作品も仕入れましたので、その内の何点かをご紹介します。
その他にも竹久夢二の「セノオ楽譜」や木版装幀楽譜「新小唄」や
棟方志功の肉筆表紙私家版の「板頸」、山本鼎・坂本繁二郎などの石版画集「方寸画暦」
など多数ございますのでこちらをクリックしてください。

新入荷 特撰
http://www.natsume-books.com/list.php?tokusen=482_18

新入荷 竹久夢二装幀「セノオ楽譜」「新小唄」
http://www.natsume-books.com/list.php?tokusen=481_67

みなさんの蔵書で、再び書物文化に光をあててください。
御不用の書籍がございましたら、
是非ご相談ください。詳しくはこちらへ
http://www.natsume-books.com/kaitori.php

★正岡子規句稿幅

「俳句分類初稿本」 毛筆23句 寒川鼠骨箱書 子規庵印 33×24 262,500円

正岡子規俳句分類稿 新規

★夏目漱石・尾崎紅葉短冊幅

夏目漱石「雪の峯雷を封じて聳えけり」 尾崎紅葉「瓢と財布は春の別を對し泣く」
高浜虚子箱書(昭和22年11 月再鑑) 漱石の短冊は「図説漱石大観(角川書店)」No215に写真掲載の作品  735,000円
夏目漱石・尾崎紅葉短冊幅

★竹久夢二葉書5枚

上野鶯谷・志保原(金須繁)宛 毛筆4枚(1枚に句入)鉛筆書1枚  377,500円
竹久夢二葉書5枚 上野鶯谷・志保原(金須繁)宛


妬み嫉み

現在明治古典会七夕古書大入札会が開催されております。
結果ご報告は後日更新予定の
夏目書房社長兼、明治古典会会長の夏目滋のブログでお楽しみください。

    

 

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みなさんサッカー好きですか。

私は興味がありません。

 

迫りくる世間のサッカー熱。
街にあふれる青いユニフォーム。
深夜に響き渡る雄叫び。

 
奴らの大半は騒ぎたいだけに決まっています。

 

 

TVがついていても聞き流します。

 

それでも「めっし」(顔はわからず)と
「ぶぶせら」(形状を想像して楽しみます)は
しぶしぶ記憶してしまいました。
(思わず平仮名表記してしまいました。)

 

ただ興味がないだけなのに、これだけ騒がれていると
なぜだか禍々(まがまが)しい反発心が湧きあがってきます。

更年期障害でしょうか。

サッカーに狂った若人を見たときの私のキモチ

サッカーに狂った若人を見たときの私のキモチ

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜のブログを、全ての天邪鬼へ捧げます。(神谷)

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