2014 5月| 夏目書房ブログ 古書古本美術品 販売 買取 神保町 池袋 草間彌生、奈良美智、具体、ウォーホルなどの作品高価買取中

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「本に関する本」集めました。

今回は本に関する書籍のご紹介です。

現在、ボヘミアンズ・ギルドにはブック・デザインや印刷に関するもの、読書についての思想など、本自体に関する書籍を集めて本の本コーナーとして陳列しています。世界中の奇書の探訪を綴った荒俣宏著「ブックライフ自由自在や「別冊太陽 特集:発禁本」など知的好奇心がくすぐられる書籍が揃っていま す。

ブックライフ自由自在
ブックライフ自由自在
荒俣宏
1992年/太田出版 カバー 帯

別冊太陽 発禁本1・2・3 明治・大正・昭和・平成 城市郎コレクション/地下本の世界/主義・趣味・宗教 「発禁本」123書名・人名総索引付 全3冊揃
別冊太陽 発禁本1・2・3 明治・大正・昭和・平成 城市郎コレクション/地下本の世界/主義・趣味・宗教 「発禁本」123書名・人名総索引付 全3冊揃
1999-2002年/平凡社 全3冊揃

プレ・グーテンベルク時代 製紙・印刷・出版の黎明期
プレ・グーテンベルク時代 製紙・印刷・出版の黎明期
鈴木敏夫
昭51年/朝日新聞社 函 帯

西洋美術書誌考
西洋美術書誌考
西野嘉章
2009年/東京大学出版会 カバー 帯

入口左、雑誌の棚の一角に本の本コーナーがございます。本が好きな方、ボヘミアンズ・ギルドに来られた際にはぜひこの小さなコーナーをのぞいてみて下さい。すてきな出会いがあるかもしれません。

また夏目書房では様々な書籍を買取しています。
お売りいただける本などございましたら、是非ご連絡下さい。

**魅惑のニッポン木版画** ~月岡芳年・歌川国芳~

横浜美術館で25日まで開催されていた「魅惑のニッポン木版画」に行ってきました!
浮世絵から現代まで、さまざまな種類の木版画が展示されていて、かなり見応えありました。

なかでも興味深かったのが、浮世絵ゾーンに展示されていた月岡芳年の『風俗三十二相』と歌川国芳の『ほふづきづくし』。

芳年の『風俗三十二相』は以下の4点展示されていました。

すずしさう

かわゆらしさう

かわゆらしさう

めがさめさう

タイトルのつけ方が洒落てますよねー
『風俗三十二相』とかけた“~さう”はもちろん、
歯磨きをしながら朝顔を見る図を「めがさめさう」とは、なんとも◎

けむさう

特に気になったのはこちらの「けむさう」。

眉をひそめて団扇で顔を覆う女性。
すごくいい表情です。本当にけむそうに見えますよね!
また、この煙の描き方が珍しいなあと思いました。

浮世絵では大抵、もくもくしたものか曲線で縁取りを描くかのどちらかではないでしょうか。
こんな風に曲線を織り交ぜて描くなんて、イラストの様で面白いですよね!

もくもく系

もくもく系

フチだけ系

フチだけ系

そしてもう一つは、こちらの『ほふづきづくし』です!

夕立

きゃーかわゆい!!
手で覆う子、他のほうづきのぬけがら?を使う子、這いつくばる子、、、そして余裕に傘をかぶる子。
なんだか国芳らしくないヘタウマな感じがします。
這いつくばる子なんてとくにバランスがおかしいですよね。
そこがまた笑いを誘います。

このシリーズ、全部で9点見つかっているそうです。
是非とも全部見てみたいですね♪

ミュージアムショップにはなんと、ほうづき柄ののど飴が!

夏目書房では、芳年・国芳はもちろん、様々なジャンルの書籍・版画等を買取しております。

お売りいただけるものがございましたら、御連絡下さい。

買取の詳細はこちらから。

前衛華道家 中川幸夫の書籍入荷しました。

中川幸夫関連の書籍が入荷しましたので、ご紹介します。

中川幸夫は香川県出身の華道家です。その作風は前衛的かつ攻撃的で、華道会にあって今なお、異端視される存在です。彼の芸術家としての始まりは家元と袂を分かった瞬間ではないでしょうか。

ブルース
1951年「ブルース」と題された作品で中川は白菜を活けるという表現を行います。それは格式ある華道界が理解できるものではなく、中川は家元の池坊を脱退します。それから中川は流派を基本にする華道会のヒエラルギーを否定するかの如く、孤独で自由な姿勢をとりつづけました。そんな彼の作品は、一見グロテスクな印象を受けますが、とても肉感的で美しいのです。それは生命の輝く様、朽ちる様を表していて、花を活けるということを純粋に体現しています。

花坊主
代表作「花坊主」まるで真っ赤な血液が作品から流れ出ているような作品です。ガラスに詰めた900本のカーネーションから、時間の経過とともに分離した色素と水分が白い和紙を染めています。花は死ぬ直前、悲鳴を上げる瞬間すらも美しいと中川は言います。

天空散華
2002年「天空散華」乱舞する舞踏家大野一雄に100万枚のチューリップの花びらが降り注ぎます。瞬間の芸術です。

闡(ひらく)
「闡(ひらく)」4500本のチューリップを腐らせた作品。花の肉の塊は圧倒的で妖艶な匂いを発しています。

ここで現在、ボヘミアンズ・ギルドにある中川幸夫の作品集、展覧会図録をご紹介します。

中川幸夫の花
中川幸夫の花
中川幸夫
1989年/求竜堂 函

有隣荘・中川幸夫・大原美術館
有隣荘・中川幸夫・大原美術館
2003年/大原美術館

中川幸夫 魂の花展 青竹ひらく霧島
中川幸夫 魂の花展 青竹ひらく霧島
中川幸夫
2003年/鹿児島県霧島アートの森 少開き

中川幸夫はコム・デ・ギャルソン店舗で個展を数回行ったこともあり、服のデザインにもインスピレーションを与えました。フラワーアーティスト東信にも強烈な印象を与えており、彼の作品にも少なからず中川のエッセンスが入っているはずです。また土門拳に写真を習った経験があり、自ら撮影した作品は写真作品としても評価が高いです。残念ながら、中川幸夫は2012年に多くの作品を残してこの世を去りました。命を表現することに生きた華道家は最後にどんな花の光景を見たのでしょうか。

しばらくの間、中川幸夫関連の書籍を店舗内の階段の棚に特集していますので、見たい方はぜひボヘミアンズ・ギルドへお越し下さい。サイトでご確認されたい方はこちらからどうぞ。

また夏目書房では様々な書籍を買取しています。
お売りいただける本などございましたら、是非ご連絡下さい。

アルベルト・ジャコメッティ版画額入荷しました。

こんばんは。
最近、舌が肥えてきたみたいです。
でもなんでもおいしいです。
大西です。

今回は、ボヘミアンズ・ギルドにアルベルト・ジャコメッティの版画額が入荷したので、ご紹介します。
ジャコメッティ(1901-1966)は、スイスの彫刻家(絵を描いたり、版画を作ったりもしてますが)で、元々はシュルレアリスムの作家です。
ジャコッメッリじゃない方です。

アルベルト・ジャコメッティ版画額「Man Standing(Homme Debout)」

Alberto Giacometti

1957年/リトグラフ 限100 サイン 41×28 額67×50.5

「L’Atelier D’Alberto Giacometti」より

アルベルト・ジャコメッティ版画額「Studio with Annette(Diptych)」

Alberto Giacometti

1956年/エッチング 限111 裏面にサイン 各25×19 額50.5×67

「La Double vue(Robert Lebel)」より

スイスのお札にもなってます。

縦向きのデザインは、ジャコメッティに合わせてなんでしょうか。
絶対違いますね、、。
腕時計とハイジとジャコメッティが、スイスです。

「細長くなければ現実に似ないのだった。」
という非常に印象的な言葉を残していますが、やはりジャコメッティといえば極端に細長くした人物像です。
ジャコメッティとの親交が深く、度々モデルを務めた哲学者の矢内原伊作も、、。
(右は篠田桃紅です。)



細長いです。
元々面長なのを忘れるくらいです。
でも、
「細長くなければ現実に似ないのだった。」
なんです。
おもしろいです。
なんでなんでしょう。
彼らが書いた本を読めば分かるのでしょうか。

歩きながら考える/話しながら考える/たちどまって考える 3冊組

矢内原伊作

1984年/みすず書房 カバー 3冊組

ものすごくいいタイトルです。(が、すいません。売れてしまいました。)

今あるのはこちらです。

たちどまって考える

矢内原伊作

1987年/みすず書房 カバー 天少汚れ

たちどまって考える。
今、日本に必要な1冊ですよね。

帰省の際によく行く美術館にジャコメッティの彫刻があるので、
この夏は僕も色々考えたり考えなかったりしようと思います。

ジャコメッティ エクリ

Alberto Giacometti 矢内原伊作/吉田加南子/宇佐見英治訳

2006年/みすず書房 カバー

いい面構えです。

ジャコメッティに関する本は、こちらからご覧ください。

矢内原伊作の著作は、こちらからご覧ください。

もう少しで梅雨入りですが、雨の日はポイント5倍となっております。
お待ちしております。

ヤフーオークションにて、版画や浮世絵などの美術品から初版本や署名本や限定本まで、多数出品しております。→こちらからご覧下さい。
毎週新しい商品が出品されますので、どうぞお見逃しのないようお願いします。

夏目書房では写真集は勿論、様々なジャンルの本を買取しています。
お売りいただける本などございましたら、是非ご連絡下さい。

**アンドレ・ブルトン あります**

シュルレアリスムの父・アンドレ・ブルトン。
ボヘミアンズ・ギルドにはブルトン関連の書籍、多数取り揃えております。

「シュルレアリスムとは口頭、記述、その他あらゆる手段で思考の真の過程を表現しようとする純粋な心的オートマティスムである」(ブルトン「シュルレアリスム第一宣言」より)
この思想を純粋に、貫き通してきたブルトン。

確固たる信念なるものが強すぎたため、シュルレアリスム運動のメンバーにふさわしくない、と感じた人物を次々と「除名」しました。

下記の文章は、除名メンバーのひとりであるサルバドール・ダリのことばです。

「ブルトンはシュルレアリスムの父であり、子は常に父より優れ、子であるダリはその父から離れていった」

まさに、究極の自己肯定の応酬とも言えるのではないでしょうか。


更に面白い逸話をひとつ付け加えるとするならば、ロジェ・カイヨワと絶交に至った話です。

それは……
手の中で暖めると、豆が飛び跳ねるジャンピングビーンズを見て、ブルトンが「植物が飛び跳ねる神秘こそが詩的夢想を刺激する」と喜んでいたところ、近くにいたカイヨワが豆を割って「これは中のムシが飛び跳ねるから豆も跳ねるのだ」と言い放ったため、ブルトン激怒。「鼻持ちならない合理主義者め!」と絶交を言い渡したそうです。

数々のエピソードを残す、アンドレ・ブルトン。
彼の世界を、皆さまも是非一度覗いてみて下さい♪

最近では、フランス語版のものが入荷しました♪

夏目書房では、アンドレ・ブルトンはもちろん、様々なジャンルの書籍・版画等を買取しております。
お売りいただけるものがございましたら、御連絡下さい。

エド・ヴァン・デル・エルスケン Foto-Jazz

今回はエド・ヴァン・デル・エルスケン写真集 Foto-Jazzをご紹介します。

写真家エルスケンが捉えた、ジャズ・アーティストと観客から立ち昇る熱気、湿度を感じられる貴重な写真集です。この中には錚々たる音楽家達が登場しています。若きマイルス・デイヴィス、光が注ぐ中で歌うエラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロングやチェット・ベイカーなどの緊迫した瞬間が捉えられています。

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ステージライトに照らされるマイルスもかっこいいですが、悲哀を感じさせるチェット・ベイカーもたまりません。見ているうちに観客たちの歓声とドラムのリズムが聞こえてくるようです。じわりと汗をかきそうなこの写真集、当時の熱狂するジャズシーンを肌で感じられる一冊です。

エド・ヴァン・デル・エルスケン写真集 Foto-Jazz
エド・ヴァン・デル・エルスケン写真集 Foto-Jazz
Ed Van Der Elsken
1959年/Nymphenburger Verlagshandlung 初版 独語版 ハードカバー少傷み

他にもジャズ関連の書籍がございますのでぜひ、ボヘミアンズ・ギルドにお越しください。
また夏目書房では様々な書籍を買取しています。
お売りいただける本などございましたら、是非ご連絡下さい。

つげ義春、水木しげるの限定本、池袋本店に入荷しました。

こんばんは。
親不知を抜きました。
血が止まりません。
大西です。

今回は池袋の夏目書房本店の入荷情報をお知らせします。

ボヘミアンといえば美術のお店です。
今日は漫画を買いたい。
じゃあ中野ブロードウェイかなー。
そうですよね?
違います。
池袋です。
夏目書房本店です。
なぜなら、、。

泣く子も黙るつげ義春の豆本!
横には水木しげるの限定本!

猫町紀行 限定版

つげ義春

昭57年/三輪舎 限600 函

水木しげる画業40周年 限定版

水木しげる

平2年/限220 署名・直筆イラスト 二重函 天金 豆本「雨の夜の恐怖」・ポストカード16枚付

水木しげる初期作品集 限定版 4冊組

水木しげる

昭55年/中野書店 限500 4冊共函 函少傷み 別冊小冊子・アンケート葉書・サイン色紙付属 (怪奇猫娘/地獄の水/ロケットマン/怪獣ラバン)

の下には

リヒター
からの

ラリー・クラークテリーラメルジー

です!
文武両道です。
中野行く必要なしです。

美術はちょっと偏った紹介でしたがボヘミアン同様、日本、西洋、写真、彫刻、陶芸、建築、等々、、幅広く取り揃えています。
もちろん町の本屋の基本である文庫や新書や学術書
まだ出してないつげ義春や水木しげるの本もあるのでお見逃しなくです。
あと花輪和一などの漫画も同時に入荷してます。
好きな人は好きな辺りです。

学生証提示で1割引なので、立教生の人やそうでない人も
すいどーばた美術学院の人やそうでない人も
是非お越しください。
お待ちしております。

池袋本店では、教科書、雑誌、漫画、絶賛買取中です。
よろしくお願いします。

池袋は中華料理屋が多いですが、個人的なオススメは蘭々です。餃子がおいしいです。

ヤフーオークションにて、版画や浮世絵などの美術品から初版本や署名本や限定本まで、多数出品しております。→こちらからご覧下さい。
毎週新しい商品が出品されますので、どうぞお見逃しのないようお願いします。

夏目書房では写真集は勿論、様々なジャンルの本を買取しています。
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**ジュエリーⅡ だいすき!フルコ・ディ・ヴェルドゥーラ**

ちょっと間が空いてしまいましたが……エリザベス・テイラーに続いて第2弾、ジュエリーの書籍をご紹介します。
今回は、ジュエリーデザイナーのフルコ・ディ・ヴェルドゥーラを♪

ヴェルドゥーラは、20世紀のジュエリーを変えたと言われている人物です。

大量生産や広告活動にまったく興味がなく、気に入った顧客のためだけにジュエリーをつくったというヴェルドゥーラ。
そんな重要な人物にも関わらず、日本ではあまり知られていないのはそのためでしょうか。

1898年、シチリアの貴族階級に生まれ、絢爛豪華で格式の高い生活様式のなかで育ちます。
幼い頃からオペラを嗜み、また姉と共にコスチュームパーティを楽しんでいたそうです!華やかですね!

そして興味深いのが、イングリッシュガーデンのある優雅な別荘で、たくさんの動物たちと育ったということ。
犬、猫をはじめ、つがいのヒヒやラクダまで(!)ありとあらゆる動物がいたそうです。

そんな環境で育ち、大の動物好きとなったヴェルドゥーラは、動物モチーフのジュエリーを数多くデザインしています。


ペットのラクダ・モモちゃんがモデルでしょうか。

芸術からファッションに至るまで、様々な美しいものに囲まれて育ち、確かな美的感覚を養っていったヴェルドゥーラ。
尚且つ動物の愛らしさを間近で見てきてた彼は、宝石を美しく見せること、動物を可愛く見せること、のどちらも成功させています。

世の中には動物を模ったジュエリーはたくさんありますが、こんなやわらかいフォルムのものには滅多にお目にかかれないのではないでしょうか。


パールの歪さが動物たちの愛らしさを見事に表現していて、、、特にぞうさんの頭部の愛らしさは群を抜いていませんか?…♡


デザイン画よりかわいいっ!
かわいい絵をかたちにする=がっかり の方程式を見事に覆してくれました✧


おとぎの国に迷い込んだようです。


こんなキュートなトカゲさんはじめて見ました♡


絶妙なうんにゃり具合!

また、ココ・シャネルのためにたくさんのジュエリーをデザインしました。
最も有名な作品のひとつが、マルタ十字のバングルです。
シャネルも両手首にはめるほど、大のお気に入りだったそうです。

様々ありますが、私はこのタイプがいちばん好きです。
ゴージャスのなかにもかわいらしさがありますよね!

1980年代には日本橋高島屋にもヴェルドゥーラのコーナーがあったそうです。
バブル期、うらやましいです!!

また、こーんな面白いものも!
このおじさんたちも、本物の石を身にまとっているのでしょう。

何度見ても楽しいヴェルドゥーラの書籍は、ボヘミアンズ・ギルド1階の工芸コーナーに御座います。
動物好きの方、ジュエリー好きの方、そうでない方も是非♪


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