2016 7月| 夏目書房ブログ 古書古本美術品 販売 買取 神保町 ボヘミアンズ・ギルド

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ブログ 古書 古本 買取 神田神保町・池袋 : 夏目書房

ボヘミアンズ・オークション 竹久夢二、稲垣足穂、アルフォンス井上、靉嘔、小川国夫、鈴木翁二、勅使河原蒼風などなど、、、今週も盛沢山!

こんにちは。
箸の持ち方が悪く悩んでいたのですが
左手で練習したらできました!
左利きなのに箸だけ右だったんです。
とてもうれしいです。
池袋本店、店長の大西です。

ご迷惑をおかけしてすいません。
ボヘミアンズ・オークション復活しました。
目玉商品は、、。

竹久夢二版画額「砂時計」
京都版画院 木版画 29×46 額48×67.5

http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c563606866

竹久夢二版画 「すみれ」
木版画 全33×25

http://page21.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j402014879

竹久夢二版画 「雪の中の女」(仮)
木版画 全24×18.5

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g185282166

竹久夢二版画 「ゆるき流に」
木版画 全33×25

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k223086953

竹久夢二の木版画まだまだ出品中です。
さらさらしてて涼しげな感じが夏にいいんじゃないでしょうか。

http://ur0.work/xrQQ

そのほかこんな商品も出品中です。

絵本 逆流のエロス
1971 現代ブック社 限300 ペン署名 二重函(内函ステンレス函) 27×20×2

http://page23.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o152215032

アルフォンス井上銅版画 蔵書票「森の中(仮題)」
銅版画 限100 サイン 19×12.5

http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l358562020

靉嘔版画08 シルクスクリーン サイン
シルクスクリーン サイン 50×70 全56×77

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k222814848

小川国夫「黒馬に新しい日を」 池田満寿夫銅版画3葉
1971 吾妻ぷれす 限300 小川国夫毛筆識語・サイン 函 池田満寿夫銅版画3葉(サイン) 27×21.5×3

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r158497464

鈴木翁二マンガ原画額「チキュウノヨカゼ」第1稿
水彩又はアクリル サイン 44×37×1

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b214655577

勅使河原蒼風色紙額
画24×33 額35.5×44.5

http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c563099836

まだまだたくさん出品中です。

ボヘミアンズ・オークションはこちらから。

どうぞお見逃しなきよう、ふるってご入札下さい。

尚、事前にご連絡いただければ池袋店にて現品のご確認もできます。
(一部できない商品もあります。)
よろしくお願いします。

夏本番。 浴衣のお洒落は華宵・夢二に学べ**

こんにちは!

世間は夏休み、街に人が溢れていて驚きました。

夏と言えばお祭り、お祭りと言えば浴衣

浴衣のお洒落は、抒情画から盗みませう♪

なかでも、高畠華宵の描く着物姿の女性のハイセンスな着こなしは必見でございます。

華宵デザインの「華宵浴衣」が販売され
今まで室内着だった浴衣が、お出かけ着としても着れるように。

ザ・浴衣の色合いである白地に紺の模様ですが、
旅館で着るようなものとは一線を画する、お洒落でハイセンスな模様です。

白地に紺の浴衣は、質のいいものでないと室内着に見えがち……
なので、抒情画で参考にしやすいのは、浴衣でなく着物のコーディネートかと☆

奇抜な柄は苦手、やはり古典模様じゃなくっちゃ嫌ぁよ、
という方は夢二式美人をどうぞ。

夢二は、西洋柄の着物を「カーテン」「西洋人の履き物」のようだと言い
古典柄を愛しました。

夢二の着物は、縞模様が多いですよね。


これから浴衣を買おうかなと思っている方、是非抒情画を見てからお買いものに~♪

*高畠華宵関連書籍はこちらから*

*夢二の関連書籍はこちら*

ボヘミアンズ・オークション ホルスト・ヤンセン、ジェニファー・バートレット、中島潔、小村雪岱、纐纈敏郎、高橋潮、川瀬巴水ヴィジョネアなどなど、、、今週も盛沢山!

こんにちは。
軽い地震がありましたが、みなさん大丈夫でしょうか。
私は大丈夫です。
池袋本店、店長の大西です。

目玉商品は、、。

ホルスト・ヤンセン版画額「徒労」
1976 銅版画 限99 サイン ギャラリー・ユマニテシール 25.5×38 額48.5×64

http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c561789350

ジェニファー・バートレット版画額
Jennifer Bartlett
1991 木版画 AP版 限17 サイン 80×79 額93×96

http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c561789354

中島潔版画額「想い雪」
リトグラフ 限300 サイン 裏面に証明シール 画32×42 額50.5×65.5

http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c561789390

そのほかこんな商品も出品中です。

小村雪岱版画額「夜雨」
木版画 画20×23 全48×51×3

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k221584620

纐纈敏郎版画 3枚セット01
木版画 限100 サイン 3枚セット 51×36

http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l357453586

高橋潮蔵書票「飛天」
銅版画 サイン 15×16

http://page21.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j400421012

川瀬巴水木版画額「田子の浦橋」 復刻版
木版画 川瀬巴水名作木版画セレクションより 52×39×3

http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t481844962

色紙66 永六輔(B)
落款 27×24

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r157171499

高橋潮版画「調」
銅版画 限108 サイン 献呈文 11.5×8 15×21.5

http://page21.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j400421008

まだまだたくさん出品中です。

ボヘミアンズ・オークションはこちらから。

ヴィジョネアいろいろ出してます。
http://urx.blue/xcg9

どうぞお見逃しなきよう、ふるってご入札下さい。

尚、事前にご連絡いただければ池袋店にて現品のご確認もできます。
(一部できない商品もあります。)
よろしくお願いします。

明日まで!ヴァニラ画廊『シリアルキラー展』に行ってきました。

シリアルキラー展

中央区銀座にあるギャラリー「ヴァニラ画廊」にて、世界各国の凶悪犯罪を犯したシリアルキラーたちが描いた絵画やセルフポートレート、手紙、資料などを公開する「HNコレクション シリアルキラー展」が開催されています。

中は撮影はもちろん禁止なので画像をおとどけすることはできませんが、みなさんご存知の連続殺人鬼が目白押しの展覧会です。


資産家でチャリティにも熱心な名士でありながら、自らのホモセクシャルの欲求を満たすため33人もの男性を殺害したジョン・ウェイン・ゲイシー、母親をはじめ300人を殺したと主張し、映画『羊たちの沈黙』ハンニバル・レクターのモデルの一人となったヘンリー・リー・ルーカス全米でおびただしい数の若い女性を殺害した一方でIQ160と言われ頭脳明晰、容姿端麗でカリスマ性まで持ちあわせた男テッド・バンディ(シリアル・キラーという言葉は彼を表すために考え出された)などなど有名人多数です。
あまり広いとは言えない会場に所狭しと絵画、らくがき、手紙、書籍に書き込んだもの、所持品、サイン入りの使用済み下着(!!)、頭髪や爪まで展示されておりました。


この展覧会のすごいところは展示内容もそうですが、入場料が1900円というところです。
展覧会の図録(20頁ほどの冊子)がついてくるとはいえ、ギャラリーは無料が基本、美術館でも展示室2室でこの料金はいままでに経験ありません。
コレクターHN氏から借り受けるのに莫大な費用がかかったのか、はたまた今後のコレクションの費用にあてるものなのか。HN氏は日本在住らしいですが、数年で1000点あまりをコレクションした模様です。謎は深まるばかりです。
事情をご存じの方は是非そっと教えてください。


それでも雨の平日ながらたくさん人が入っていました。展示が少々見づらいほどに。そのほとんどが女性です。
ヴァニラ画廊のツイッターによると、土日は入場待ちの列ができるほどの人気の模様です。

いただいた図録の内容をご覧ください。

シリアルキラー展 図録

シリアルキラー展 図録

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いくら常人には理解しがたい連続殺人犯といえど、なんらかのサービス精神が発動しているとしか思えない絵画の数々。

ゲイシーは以前自らの絵を刑務所の中から販売しており、中でもピエロの絵は高額で、俳優のジョニー・デップも所有しているそうです。
相場が知りたいですが、きっと現代アート並みの金額でしょう。

(神谷)


6月2日「祝!カタリココ 10周年 ゲストに荒木経惟降臨」

こんにちは。

遅ればせながら6月2日に行われました恒例のカタリココの報告です。
今年カタリココは開催から10周年を迎えられました(うちは第4回目から参入させて頂いております)。

!!大竹さんおめでとうございます!!
毎年こんな素敵なイベントを提供してくださる大竹昭子さんに感謝です。

そしていよいよ迎えました10周年のカタリココ、一発目はうちで開催の6/2、
ゲストは告知通り荒木経惟a.k.a.アラーキー
現在トークショーをほとんど行っていない荒木さん、
たくさんの方にそのお姿を見ていただきたく今回はボヘミアンズ・ギルドではなくスペースに余裕のある神保町ファインアーツにて開催しました。

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60名限定でしたがキャンセル待ちの方、飛び込み参加の方が多く
立ち見も受け入れる状態になり、ギャラリーにここまで人が集まるのはオープニングパーティ以来でした…
あのアラーキーが本当に来てくれるだろうか。。
とスタッフ内心ドキドキしていましたが開始30分前にふらりと、本当にサラっと現れてくれました!!感激!!
ご本人もトーク中に、「今日は空がきれいすぎたからずっと写真を撮ってたよ~このままトークもボイコットしようかと思った(笑)」
とおっしゃっていました(やはりな・・・)

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着席。
そして大竹さんより荒木さんへの感謝のお言葉。
奇しくも「センチメンタルな旅」の復刊とカタリココ10周年のタイミングが同じだということで何か面白い偶然を感じますね。

お話は「センチメンタルな旅」を中心に、荒木さんの写真初期のお話や現在とこれからにいてを語っていただきました。
そのあたりの詳しい内容は大竹さんの記事にご丁寧に書かれていますので、
是非一読ください。

当日会場に来られた方しか聞けない(ネットに掲載できないような)お話も聞けて、
開場は終始爆笑の渦でした。
御年76歳の荒木さん、
そこらの若者よりズット精力・勢力・性力満載でエネルギッシュ!!

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数々の名言がここでもまた繰り広げられていましたが、
個人的にググっときたせりふは「目の前のことを撮る」、でした。
決定的瞬間や巧妙な構図、特別な機会を写した写真はもちろん心揺さぶられるものですが、写真は日記、目の前のことをまず愛すること!!!

開場にお越しくださった若き写真家の方々や写真ファンにとっては骨身に沁みるトークショーになったことだと思います。
わたくしも先日実家に帰省した際に目の前の愛しいものを撮ってきました。

カタリココ2016

犬。

荒木さん、そして大竹さん本当にありがとうございました。
大竹さんは現在フランスで行われている荒木さんの展示に赴かれたそうなので、
そちらでの記事も書かれるご予定です、楽しみですね。

アラーキーコーナー

ボヘミアンズ・ギルドでは入り口入って左手に荒木さんのコーナーを設けていますので、
神保町にお越しの際は是非お立ち寄りください。

出来事と写真
出来事と写真
畠山直哉/大竹昭子
2016年/赤々舎 カバー 帯 新刊書(消費税サービス)

写真ノ説明
写真ノ説明 光文社新書
荒木経惟
2016年/光文社 カバー 帯 新刊書(端数・消費税サービス)

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素敵なトークありがとうございました。

第17回企画展「難波田龍起と難波田史男」開催中 神保町ファインアーツ

神保町ファインアーツ 第17回企画展、
「難波田龍起と難波田史男」のお知らせ。

難波田龍起と難波田史男展
神保町ファインアーツでは7月1日より、
画家・難波田龍起とその次男・難波田史男の企画展を開催しています。
難波田展示

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難波田展示5

難波田龍起は詩人・彫刻家の高村光太郎との出会いをきっかけに、彼の生き方や芸術観に非常に強い影響を受け、絵画の道を志すようになりました。
龍起の幾重にも重なる旋律のように微妙に変化する色調は、フーガやカノンといった音楽にたとえられることもあります。高村光太郎はそのような龍起の絵について「彼の色調には「触覚」が感じられる」と表現しています。
一方、若くして亡くなりましたが近年その唯一無二の自由な絵画に再評価が高まっている難波田龍起の次男、難波田史男。
わずか15年ほどの短い活動期間ながら、自己の内面を見つめ、また時代や社会の現実とも真摯に向き合うなかから生まれた作品は、繊細でありながら透徹した史男の感性を瑞々しく伝えています。
父・龍起の絵画が音楽にたとえられているように、史男もまた文学や音楽を糧としながら独自の表現を求め、彼の絵画の「自由」の源を感じさせます。

今回の展示では、親子であるふたりの絵画を展示し、比較ではなく共通や共鳴を感じていただけたらと思います。

『難波田龍起と難波田史男』
会期: 2016年7月1日(金)〜 2016年7月29日(金)
展示作家: 難波田龍起/難波田史男
時間:11:30-19:00 日祝のみ11:30-18:00
地図 ※靖国通り神保町駅A7出口徒歩1分 一誠堂書店の2件隣り、1Fが菅村書店の白い日本文芸社ビル2F
(近隣に「古瀬戸珈琲店」の入った同名のビルがありますが、違いますのでお気を付けください。)