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クリスマスには茂田井武を♪

童画家、茂田井武の書籍が多数入荷しました♪

茂田井武の描くノスタルジックな風景は、どれも温かみがあって優しい気持ちにさせてくれます。

また、彼の描く動物のかわいらしいこと!

内股すぎるひよこ、アフロ?の犬?
キュートで色使いもナイスなこの絵、大好きです♪
これを見たとき、何となく松田正平 を思い出しました。

モノクロの挿絵も、なんとも言えない味があっていいんですよぉ♡

ぎゃ!

おいもさんだそうです。うふふ

こちらは“もくじ”のまわりなどを囲む飾り絵です。

クリスマスカードにちょこっと真似して描いたら、喜ばれること間違いなし!

茂田井は喘息と肺結核を患い、1952年から闘病生活となりました。
それでもなお絵を描き続け、1954年には小学館児童文化賞を受賞します。
そして、1956年「セロひきのゴーシュ」の挿絵を依頼されます。
万全でないにも関わらず、「それを描けたら死んでもいい」と挿絵を描くことを強く望んだそうです。
全力で 挿絵を描きあげた茂田井は、同年の11月、帰らぬ人となりました。

茂田井が命をかけて描いた絵本、これはもう学校推薦図書にしてもらいたいものです。

ゴーシュを描くとき、茂田井は人形をモデルにして描いたそうです。
なんだか不思議な味わいが出ているのは、そのせいもあるのでしょうか。

夏目書房では、様々なジャンルの本・版画等を買取しています。
お売りいただけるものございましたら、是非ご連絡ください。

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