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1/30-2/9 文化村ギャラリーにて展示を行います!

どうも。

本日は告知です。

1/30(木)-2/9(日)の間、渋谷・文化村ギャラリーにて展示を行います。

展示は以下の2本立てとなっています。
展示の紹介も載せておきます。

竹久夢二と伊藤晴雨 大正ロマンへのノスタルジー

抒情的な美人画の名手として一世を風靡、「大正ロマン」を代表する時代の寵児であり、没後七十年を経た今もなお多くの日本人に愛されている画家、竹久夢二(1884年-1934年)。
劇評や歌舞伎の舞台絵、そして幽霊画・責め絵の大家として、また江戸風俗考証の揺るぎない研究者でもあった異端の画家・伊藤晴雨(1882年-1961年)。

大正・昭和の挿画作家として日本グラフィック界の草創期を築いた竹久夢二と、真逆に過激な表現故、度重なる発禁処分を受け、異端の絵師として名を馳せた、伊藤晴雨。
一方で二人は、当時急激に変貌していく激動の近代日本の黎明期を背景に、数々の女性と浮名を流し、スキャンダルを巻き起こしました。その表と裏・光と闇は作品として昇華され、異種独特の世界を築き上げたのです。

斬新な感性で同時代に生きながら、相克する二人の巨匠の希少な原画・版画・挿画本・装丁本などの数々を展覧販売いたします。

魅惑の挿画本 絵画と言葉のコラボレーション

挿画本は、ヨーロッパで長い歴史と最高の文化を持っていると評されます。大量印刷による機械印刷ではなく、画家がその小説や童話・詩集のために描きおろした表紙や扉絵、オリジナル版画で制作した挿絵を添付し、限定部数で刊行しました。豪華で美しい本であると同時に、美術品でもある挿画本の芸術的価値は高く、挿画の制作を依頼されることが画家のステイタスにもなっていました。

神話や聖書、歴史物語から詩や小説といった文学の世界と視覚芸術は、世の東西を問わず、密接に結びついてきました。内容を視覚化することで、読者にわかり易く伝えるといった当初の目的は、美しい絵を添えることで、本そのものをひとつのアートとして捉えられるようになりました。知性と感性の結晶のような本の頁をめくることは、額に入った絵を鑑賞することとは異なる楽しみがあるのです。

本展では、国内外の近現代作家の挿画作品を中心に、原画・版画・サイン本・レゾネ(全作品集)など希少な挿画作品、画集などを集め、展覧販売いたします。

書籍以外にも多種多様な商品飾りたいと考えています。
来ていただいたお客様に楽しんでいただけるよう、魅力的な展示を心掛けていきます。

入場無料ですので、
お近くに来た際には是非お立ち寄りください。

たくさんの方のご来場楽しみにしております。

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