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佐藤貢さんのことと今年のカタリココ。

佐藤貢展 ボヘミアンズ・ギャラリー

「随分と前の話ではあるが僕は『餓鬼』を見た。」という印象的な文章から始まる『旅行記』という本があります。この本の著者である名古屋在住のアーティスト・佐藤貢さんが今年のカタリココのゲストです。

SATO,Mitsugu

佐藤貢さん

これまでは主に大阪や名古屋などで個展・グループ展を開催されていたようですが、東京では少なく、私たちは全くのノーマークだった佐藤さん。作品集はなく、インターネット上にもあまり情報はありません。

唯一手に入れることができる『旅行記』ですが、これが大変な面白さ!旅の中での出会いと別れ、厳しさや不条理、そして訪れる救い。奇跡のようなお話の数々が展開されます。大竹昭子さんが強く勧めるのも納得です。

今回カタリココで佐藤さんをお招きするにあたり、個展を同時開催できることになりました。佐藤さんの作品は偶然に彼の元に集まった物でできています。一つ一つが用済みになり廃棄された設備や道具の部分であり、それらのパーツで構成された造形は静かな詩情をたたえ、胸に迫るものがあります。徹底的に無欲で、世俗的な神さまのようでもある佐藤さんの世界を是非ご堪能下さい。

佐藤貢著「旅行記」上・下

『旅行記』前・後編 佐藤貢著 2015年/イトヘンプレス 初版第2刷限定500部 文庫版新刊 各1080

わずかな所持金をたずさえアジアへと旅立つ若者。彼が旅するのは地球の片隅なのか、はたまた彼の内面世界なのか。なにを求めなにを見ようとしているのか。眩暈がするような出来事の数々に翻弄される一人の男の9か月間の旅の記録。

お求めの方はこちら(前編)(後編)からどうぞ。

「佐藤貢さんは道端に捨てられた廃品や用済みになった物に命を吹き込み、ふたつとない作品につくり上げる「地を這う神」のような人。代表作を展示して彼のこれまでの歩みをたどる本展は、佐藤さんのファンはもちろんこと、彼の『旅行記 前編・後編』を読んで新たにファンになった方にとって、彼の作品に出会える貴重な機会となるでしょう!(大竹昭子)

佐藤貢展 2018926日(水)~107日(日)
ボヘミアンズ・ギャラリー 入場無料 会期中無休 1200-1800

トークショー<カタリココ> 佐藤貢×大竹昭子
9
29日(土)1430分開場、15時開演 1500
予約受付中 ボヘミアンズ・ギャラリー
電話:03-5577-6946 natsume@natsume-books.com

★追記 9/12の都築響一さんのメールマガジン「ROADSIDE’ weekly」で佐藤貢さんが紹介されます。是非ご購読下さい。

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