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** 今年いちばんのオススメ本⇒貼函の世界**

今日は、今年いちばんのオススメ本「貼函の世界」のご紹介を♪

外函はウィリアム・モリスの紙を使った貼函☆
美しく可憐なモリスのデザイン。適度な重厚感も素敵です。

ところで…貼函って聞きなれない言葉ですよね。

それもそのはず。
一種の業界用語で、辞書にも載っていない言葉だそうです。

貼函には特に厳密な定義はないそうですが、ここで言う「貼函」とは「厚紙(ボール紙)の筐体に対して、化粧紙を貼った紙製の容器」とのことです。
化粧紙は紙製だけでなく、布などでもOK!

レース等が貼られているラブリーなお菓子の函もありますよね☆もちろんこれも貼函です。

「箱」でなく「函」の字が使われているのは
「函」は手に持てるほどのもの
「箱」は両手を使わなくては持てないような大きなもの
なので、小ぶりなものの多い貼函はこちらの字が使われています。


こんな変わり種も掲載されております。左上は葉っぱ、右上はオーストリッチ?下のは蛇でしょうか?

貼函と言えば、そうチョコレート!

有名どころでは、やはりナンバーワン貼函はデメルではないでしょうか。
お店の前を通ると、必ず函チェックしてしまいます。

篠崎氏に、デザイン大賞ものだと大絶賛されているのはマルキーズの市松模様の函。
函の四隅から中に至るまで、凝りに凝っております!
チョコ食べ終わっても、これは絶対捨てちゃダメ。

焼き菓子の詰め合わせと言ったら、この形の函を思い浮かべますよね。
しかし、この楕円形、丸函より作りにくいそうなんです。

この発注は勘弁して頂きたいとの悲痛な叫びが。

お菓子業界の方、詰め合わせの函を発注する際は四角いものでお願いします!
曲線は譲れない、という場合はせめて丸函でよろしく頼みます!

この本の編者である篠崎貞雄氏は、機械を使ってキレイで反らない貼函を作ることに言及した「貼函製造の基礎知識」を書かれた方。

貼函への想いの強さが言葉の端々から伝わってきます。

函素人にもとても楽しく、わくわくしながら読める本です♪

ご興味のある方は是非ボヘミアンズ・ギルドまで~♪

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