1872-197 日本(岡山県) 明治から昭和にかけて活躍した彫刻家。伝統彫刻と近代美術の写実性を融合した作風。 人形師・中谷省古のもとで修業をしたのち、上京して高村光雲の門下生となる。また、岡倉天心や高僧・西山禾山の影響を受け、仏教説話や中国の故事などを題材にした作品を制作。 昭和初期以降は、彩色の使用を試み、「伝統」と「近代」の間に表現の可能性を求めた。 文化勲章受章。東京藝大名誉教授。
小平市教育委員会/小平市平櫛田中館編
にった浩
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