1954-1990 日本（三重） 画家
9歳のころより地元在住の画家に師事、高校時代は美術部で活動する。1973年、東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻を受験するが不合格。1975年に現代美術ベイシックゼミナールに入学、美術家の柏原えつとむに師事した。
1977年、東京の白樺画廊で初個展。当初は黄金分割に基づいて分割、彩色するなど、システマティックな絵画を描く。日本美術の近代化にも興味をもち、1980年日本美術への理解を具体化した「波涛図」を発表、以後日本画風の絵画を描く現代美術家という地位で制作を展開した。1980年代以降も日本と西洋の関係に対する関心に由来する制作活動を展開した。
