1936- 日本(東京) 画家
東京芸術大学油画科、同油画専攻科に学ぶ。在学中の1958年、学内で開かれた石版講習会への参加が版画制作のきっかけとなり、1961年油彩画で現代日本美術展に入選した後、内外の版画展で活躍する。
下図を基に版をつくるのでなく、版をつくりながらイメージを発展させる方法を特徴としており、人物などの形態を切り抜きそれを自由に組み合わせて幻想的な作品を生み出す。その後、石版画の持つ平版の原理を木版画や銅版画にも応用し、凸版や凹版と組み合わせるなど独自の版画技法を展開している。